ミニラグビーと勝ち負け

ミニラグビー(小学生以下のラグビー)には、安易に優勝を決める大会を開催しない、という文化ともいえる考え方が続いてきました。

それは、
「勝利」よりも「指導」を優先させる。一時の歓びより、子どもの成長は価値が大きい。
という価値観に基づくもので、神奈川県ラグビースクール委員会においても、
競技運営の基本方針の大切な一つです。

体験会

ただ勝ち負けを決めることが、ラグビーを好き嫌いに影響を及ぼす、というのは本当でしょうか。
勝った強いチームはもっとラグビーが好きになる。
負けたチームはラグビーが嫌いになる。
というロジックは、一見わからないではありません。
しかし、現実としてそうなる前提条件として、
勝つ→褒める→うれしい→ラグビーが好き
負け→叱られる→悲しい→ラグビーが嫌い
という段階を踏むからでしょう。
他のチームや選手と比べて評価する「ヨコ型評価」です。

神奈川県スクールでは、3年生から6年生が秋2か月間かけて、
ミニラグビー県大会を200試合以上行います。
もし試合するたびに負けたチームが少しずつラグビーを嫌いになっていたら、
ラグビー好きの子どもはほんの一握りになってしまいます。
ラグビーがんばる子どもたちは、一生懸命に練習して試合に臨みます。
その段階ですでに成長曲線は上に向いているはずです。
子どもたちにとって大会競技は、貴重な成長の場です。
コーチはその貴重な成長こそ、正しく評価し、タイミング良く選手に伝えたいものです。

相模原RS2006

たとえ期待通りの勝ち負けの結果が出なくても
負けた→でも成長した→コーチがその成長を褒めてくれた→またがんばる→もっとラグビーが好き
しっかり子供を見ているコーチだけができる「タテ型評価」こそが、
子どもの成長に対しての最善の方法ではないでしょうか。

ラグビーは間違いなく人間を成長させるのに有効なツールです。
ひとりでも多くの子どもたちにラグビーの楽しさを知ってもらい、
ひとりでも多くの子どもたちにラグビーを通じて成長してもらいたい。
そのためにミニラグビーのコーチは、冷静な頭と熱い心で、子どもたちに接していきましょう。

蛇足ですが、
選手は、そんなに勝ち負けを引きずりません。
こだわりやすいのは、一部のコーチと親です。
昔のラグビー仲間と久しぶりに会って、現役のころの話をするのは最高の時間です。
そんな時に話題になるのは、○○があの試合で監督に○○って叱られた、
なんていう共通の思い出です。
勝ち負けよりも、評価されたことの方が印象に残っていることが少なくありません。

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Author:ON-UST
神奈川県ミニラグビーファイナルカップは、小学6年生対象の卒業記念大会。みんなで中学生になってもラグビーを続けよう、という目的でスタートした大会です。
第8回大会は2018年2月17日(土)、18日(日)2日間、海老名運動公園陸上競技場にて開催されます。
第8回大会に向けて、スタッフ一同、心を新たにがんばります。

【第8回神奈川県ミニラグビーファイルカップ協賛募集中】
団体の方はこちらの協賛依頼をご参照ください(Wordの文書がダウンロードされます)。
個人の方はこちらの協賛依頼をご参照ください(Wordの文書がダウンロードされます)。

公式twitter https://twitter.com/#!/finalcup
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